家族セミナー@飯塚を開催しました!

12月1日(土)に飯塚で家族セミナーを開催し、15名のご家族に参加いただきました。

?第1部:講演会?

臨床心理士の國吉裕加先生に「仕事に就けずに悩んでいる子への理解と関わり方」をテーマに講演いただきました。

國吉先生は、サポステの飯塚サテライトで月に1回、臨床心理士相談をされているほか、北九州市の保護課や山口県のスクールカウンセラーに従事するなど、多くの場所で活躍されており、今回もサポステ利用者とそのご家族のためにと、1ヶ月前から準備に取り掛かっていただき、熱のこもったすばらしいご講演をいただきました。

國吉先生はときに笑顔を交えながら、保護者の気持ちだけでなく子の気持ち、それをふまえた具体的な子への対応の仕方などを話して下さいました。

参加したご家族の皆様もときにうなずきながらときにはメモを取りながら熱心に聞いていらっしゃいました。

特に印象的だったのは、「ぼちぼち行こう」

焦りや不安から、つい子供にも自分自身に対しても責めてしまいがちになるところを、一歩一歩進んでいこうというメッセージに、参加した方からは気持ちが楽になった、子どもと一緒に歩んでいこうというような感想をいただきました。

?第2部:意見交換会?

意見交換では、ご家族の苦悩などを共有されるような意見や、子供に対しての気持ちを率直に話されていました。


(資料をもってお話してるのがサポステ相談員です)

?参加者の感想を紹介いたします?

・子どもへは親の言い分だけをいつも言っているので、子どもの「気持ち」を知る必要があると感じた。

・近所や職場で話ができなかったので、同じような悩みを持たれている方と話が出来てよかった。

・最近落ち込む事ばかりでしたが、皆さんの話を聞き、自分も子どもと一緒に前向きに考えていきたい。

など、親同士が話せる機会ができたこと、自分の家族だけが特別ではないという事を知る場になったようでスタッフ一同とてもうれしく感じました。

そして何より参加されているご家族全員から、今まで以上にお子さんを理解し、しっかり関わっていきたいという強い気持ちが伝わってきました。子どもと正面からきちんと向き合うことによって、これまで見えなかったものが見えるようになり、理解につながると改めて感じました。


(資料をもってお話してるのがサポステ相談員です)

さて、次回は小倉で1月19日(土)に実施します。

小児科で長年医師をされ、現在は北九州市立総合療育センター副所長の河野義恭先生を講師に迎え、発達障がいの特徴と、特徴を理解したうえでの新しいスタートに向けたテーマに講演会を開催します。

また、後半では、サポステ相談員も参加者の皆さんと意見を交換して、家族交流会の時間も設けていますので、ぜひお気軽にご参加くださいませ。

詳しくはコチラ